●不動産の法定相続登記に必要な書類に関して確認してみたいと思います。配偶者と子供が相続人である最も典型的なケースでは下記の通りとなります。

・被相続人（亡くなった方）関連書類：一生分の戸籍、住民票除票（本籍記載要）

・相続人関連書類：最新戸籍（相続発生後に取得したもの）、住民票（マイナンバーの記載あり）

第三相続人である兄弟姉妹が相続人となる場合、被相続人一生分の戸籍に加えて、被相続人の両親の一生分の戸籍が必要となります。相続人の方の書類は、被相続人が亡くなった後に取得したものになります。登記用に評価証明書も必要です。遺産分割協議を行った場合は遺産分割協議書（実印で押印）と印鑑証明書が追加されます。普通の方には馴染みのない書類が満載です。ちなみに廃除・欠格が発生していれば、それを証明する公的な書類を添付することが必要です。

余談ですが、相続登記に必要な戸籍関連について、明治の頃の戸籍で字が達筆過ぎて判別できない時があります。専門職なら一度は経験があると思います。こんな時は正面突破するしかなく、発行した役所に電話で読めません・・・と伝えて読めない字を判別してもらう事になります。筆で書いた字にはこの様なケースたまにあります。

●遺言がある場合の相続登記

遺言がある場合、必要な書類は少し異なります。場合によっては相続関係を全て証明する必要がなくなります。例えば法定相続人が第一相続人でA・B・Cで特定の不動産を相続人Aに相続させる旨の遺言では、Aが相続人で有る事が証明できる戸籍のみの提出となります。つまり、この場合の必要書類は、以下の通りです。

・遺言書（検認が必要な場合には検認済みの遺言書）

・被相続人が死亡したことがわかる戸籍

・Aの戸籍（被相続人死亡後に取得）

It is fine day, colder than yesterday. Recently it is getting warm and warm. Then we have to take care of hay fever. Today let us share the information  of inheritance registration for real estate. You need to register from ancestor to heir. You have to submit family registration (from birth to death), certificate of address of ancestor. You also have to prepare the heir's family registration and certificate of address. The fixed asset assessment certification is required, too. You have to submit these documents and application form to the Legal Affairs Bureau under the jurisdiction of the property. There are many unfamiliar documents for normal people.

記載日：2023/03/03