根抵当権(Revolving mortgage)について

日付:2023/03/05 


根抵当権について、抵当権との違いから考えてみたいと思います。

どちらも不動産に設定される担保権である点、共通しています。


◆抵当権:

・特定の債権を担保(代表例:住宅購入を目的に金融機関からお金を借りるケース)

・実務的側面では住宅用家屋証明による減税対象

・抵当権の債務者変更登記:設定者の印鑑証明書不要

取り扱いには注意が必要ですね。

◆根抵当権:

・ある範囲において発生する債権を極度額の範囲内で担保(代表例:事業等で継続的な取引が見込まれるケース)

 →ある範囲とは債務者、取引の種類(売買取引)様に指定されます。特定債権を担保するわけでは無いため極度額の範囲内で債権は発生・消滅を繰り返します。

・根抵当権の債務者変更登記:設定者の印鑑証明書必要

・住宅用家屋証明での登録免許税減税の対象にはならない

※住宅用家屋証明は新築・中古で居住不動産を購入する場合に、一定の条件を満たせば登録免許税が減税される制度です。抵当権では通常債権額の4/1000の登録免許税が必要なところ、この家屋証明があれば1/1000 に減税されます。この金額が結構大きくて5000万円の債権額の場合には20万円→5万円に減税されます。

We have Tokyo Marathon today. It is really exciting! Revolving mortgage, what is the difference from normal mortgage. Normal mortgage takes care the specific debt. Revolving mortgage takes care the specific range of debt which is generated in specific term.

In addition, what is required, when you change 'debtor’ in your registration record.

-mortgage: certificate of seal impression: unnecessary

-revolving mortgage: necessary