外国人のサイン証明書(certificate of signature)

記載日:2023/03/24


外国人が売主で通常なら印鑑証明書が必要なケース。海外在住の外国人は日本で印鑑登録できないので、サイン証明を準備します。このサイン証明は本国官憲発行のものでなければなりません。ここでいう本国官憲とは、例えばアメリカ人ならアメリカ合衆国国内の公証人や政府機関、海外にあるアメリカ合衆国政府関係機関が発行したものが必要になるという事です。ちなみに日本に在住する外国人は印鑑登録可能ですのでこの場合はサイン証明は不要です。

過去に本国官憲ではないものが出てきて驚いたことがありました。注意です。印鑑証明書には3か月の期限がありますが、サイン証明書には3か月の期限はありません。

以上をまとめると、不動産を売却する際の印鑑証明・サイン証明関連の書類は基本的に以下の通りとなります。

日本人(日本国内在住):3か月以内の印鑑証明書

外国人(日本に住所登録あり):3か月以内の印鑑証明書

外国人(日本に住所登録なし):サイン証明書(期限なし)

In case non-Japanese can't prepare certificate of seal impression for real estate registration, you have to prepare the certificate of signature which is issued by your original country.