仮登記の利用例(Provisional Registration)

記載日:2023/03/20


順位確保をする仮登記。その実務利用例について。不動産会社が融資を受けて仕入れをするケース。融資額が数億円とかになると(根)抵当権設定の免許税が相当な額になりますよね。これが仮登記なら不動産の数*1000円と割安なのです。例えば、土地・建物各1筆の不動産に対して債権額1億円の抵当権設定のケースでは・・・

本登記:40万円

仮登記:2000円 違いがお分かりいて頂けると思います。

仮登記特有の制約もありますが。受験時代最初に勉強を始めたころは書類がそろわない場合に仮登記をするようなイメージでしたが、実務はやはり現実的な利点を追求するなと感じています。

Do you know Provisional Registration? It has some constraint but useful. This can save the tax. For example, registration for mortgage, normally debt amount * 4/1000 will be tax, but if you utilize Provisional Registration, it will be 1000 * number of properties.